革靴には色々な種類があり、結婚式やビジネス、カジュアルなど、それぞれその場にふさわしい革靴の種類があります。
では、葬式のときは、どの種類の革靴が最もふさわしいのか?
常識のある革靴を履いて紳士的に振る舞う為に、このページでは葬式の時に最もふさわしい革靴の種類をご紹介させていただきます。
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葬式の時に最もふさわしい革靴の種類は、以下の条件を満たしている革靴です。
- 外羽根式よりも内羽根式がベスト
- 飾りっ気のないもの(ストレートチップがベスト)
- 素材は本革、もしくは合成皮革
- 色は黒色
つまり、以下の写真の革靴がベストです。
[スコッチグレイン] SCOTCH GRAIN 内羽根ストレートチップ 0500916 B (ブラック/24.5)
何故この種類の革靴がベストなのか、その理由は以下の通りです。
外羽根式よりも内羽根式の方がふさわしい理由
内羽根式とは、紐を通す部分が甲の下に潜っている革靴のことを言います。
それに対して、紐を通す部分が甲の上に乗っかっている革靴を外羽根式と言います。
分かりづらいかと思いますので、写真を参照ください。
一般的に、内羽根式はフォーマル向けで、外羽根式は内羽根式と比べるとカジュアル向けとの認識が広まっています。
内羽根式は見た目がスマートでフォーマルな印象です。
その為、礼装用の靴としてパンプスの代わりに普及してきた歴史があり、現代では冠婚葬祭などのフォーマルな場面でよく利用されています。
それに対して、外羽根式は内羽根式と比べるとカジュアルな印象があります。
歴史をたどれば、外羽根式は戦闘用ブーツが起源です。
内羽根式よりも紐の締め付けの調整がしやすく、屋外での活動的な場面でよく利用されてきました。
かといって、葬式時には外羽根式が非常識なわけではありませんが、外羽根式よりも内羽根式の方がふさわしいと言えます。
ストレートチップが最適
ストレートチップとは、下記写真の用につま先の部分に一文字のステッチが入っている革靴を言います。
フォーマルな場面でよく利用されているデザインです。
葬式時には派手な装飾のないシンプルなデザインが適していますので、プレーントウも適しています。
しかし、プレーントウよりもストレートチップの方が、より適していると言えます。
金属などの輝くものがついている革靴は避けましょう。
素材は本革、もしくは合成皮革
素材は本革、もしくは合成皮革を選ぶようにしましょう。
人によっては、本革は殺生を連想させるため避けるようにとの見解がありますが、男性の場合、靴とベルトは本革が一般的です。
本革が非常識であれば、世の中の男性ほとんどの方が非常識になってしまいます。
スエードはカジュアル性が強いと思われがちなので、避けた方が無難です。
また、エナメルなどの輝きものも避けるようにしましょう。
色は黒色
色は黒色が適しています。
現代では、喪服と言えば黒が一般的だからです。
以上の理由から、葬式に最もふさわしい革靴の種類は、内羽根式で革製、黒色のストレートチップが最もふさわしいと言えます。
ストレートチップは冠婚葬祭やビジネスなど様々な場面で活用できる革靴なので、1足は持っておきたいですね!