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私が現在愛用しているWacko Mariaのスタジャン(11AW-STA-19 NVY-wht)。

ボディーがウールメルトンで、アームがレザー(革)のスタジャンで、定価は96,600円と結構高額です。

冬が終わって衣替えの時期に、このスタジャンをクリーニング店に持って行きました。

すると店員さんからは、「レザーが使われており特殊皮革品扱いとなり、別業者に依頼しますので、金額は5000円以上です。」と言われました。

この金額にはかなりビックリ!

毎年衣替えの度にこの金額を支払うのは正直キツイので、何か良い方法はないかと調べてみました。

色々と学んだ結果、以下の方法で日頃からお手入れをし、3年に1度を目安にクリーニングに出すことにしました。

このページでは、ウールメルトンとレザー(革)のスタジャンのお手入れ方法、保管方法についてご紹介させていただきます。

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革の部分はクリームを塗る。

まずはスタジャンの革部分ですが、汚れを落とすためや、革に栄養を与えてヒビ割れを防ぐために、革専用のクリームを塗るようにします。

私は新たに革用のクリームを購入しようかと思いましたが、革靴用のクリームを使えることに気付き、それを塗ることにしました。ちなみに私が使用したのはCoxyのジェルクリームです。

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塗る際のポイントですが、あまり多く塗りすぎると革が柔らかくなりすぎたり、また別のトラブルが発生する可能性があるようです。

なので、薄く広げるように塗っていきました。

高額なスタジャンなだけに、変色しないかと心配しながら塗っていきましたが、特に問題ありませんでした。

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着用する頻度にもよりますが、2ヶ月に1度を目安にクリームを塗るようにしています。(実際そこまで塗れていませんが・・・)

着用後にはメルトン部分にブラッシング。

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着用後にホコリを取り除くためと繊維を整えるために、メルトン部分にブラッシングをしています。

これはスーツ同様、普段から洗えない衣類を長持ちさせる方法と同様です。

ブラシの素材は、繊維を傷めないように、しなやかな天然の馬毛を使用しています。

ホコリがメルトン部分の奥に入ってしまわないように、払うようにしてブラッシングすることがポイントです。

雨に濡れてしまった場合は、乾いた布で拭き取る。

革は雨に濡れてしまうとシミができたり型崩れがおきたりと、何かとトラブルが発生する可能性があります。

その為、雨天時の着用後は、乾いた布で水分を拭き取るようにしています。
これは通常の革製品のメンテナンスと同様です。

そして、拭き取り後は風通しの良い場所で陰干しをして乾かします。

革は乾燥すると油分が不均一になり、部分的に硬くなったりする可能性がありますので、革専用のクリームを薄く塗っています。

でも基本的には、雨天時は着用したくないものですね。

保管時は不織布のカバーをかけて、風通しの良い場所で保管を。

保管時には、ホコリを防ぐために洋服カバーで覆っています。

また、洋服カバーの素材は、通気性を保つために不織布製のものを使用しています。
こんな感じで保管しています。

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革製品はカビが大敵です。
一度カビが根付くと取り除くのが極めて困難です。

通気性には十分に注意して、風通しの良い場所で保管しましょう。

以前、7万円台のレザージャケットをカビだらけにした経験がありますが、そのときはクローゼットに洋服を間隔なく掛けていたので、かなり通気性が悪かったと思います。

数年間着る事無く、久しぶりに見てみるとカビだらけになっていました。

タオルで水拭きすることで表面上は目立たなくなりましたが、カビって一度根付くと再び発生してしまいます。

革製品の保管は、くれぐれも通気性には気をつけようにしましょう。

3年に一度をめやすに信頼の有るクリーニング店に出す。

毎年クリーニングに出すには高額だし、年に数回しか着ることが無いため、3年に一度を目安にクリーニングに出すようにしています。

「毎年クリーニングに出した方がいい」との意見もありますが、逆に「風合いを保つために日頃からお手入れをしてクリーニングにはださない方がいい」との意見もあり、賛否両論です。

色々と検討した結果、着る頻度や汚れ具合にもよりますが、私は3年に一度を目安にクリーニングに出すようにしています。

クリーニング店に出す際は、近所の得体の知れないクリーニング店を選ぶのではなく、信頼のおけるクリーニング店を探して出すようにしましょう。

ネットで調べていると、「ファッションメンテナンス工房 Hanakoya」さんのスタジャンのクリーニングが良さそうでした。

ブログでは、なんとスタジャンを水洗いした事例が紹介されています。

金額は8,400円と少々高めですが、長く良い状態で着るためには、やはり信頼のおける業者に依頼したいものです。

ファッションメンテナンス工房 Hanakoya

以上、「スタジャンのお手入れ方法~クリーニングに出さずに保管する。~」でした。
このページが参考になれば幸いです。